文化福島・福島県文化振興事業団

みなとの展覧会 「Art!Port!Onahama2007」    2007年9月「NO.418」

みなとの展覧会、きっかけは、ちょっとした偶然の重なりから生まれた。時代がめまぐるしく変化する中、何十年もの間、時間が止まっていたかのような古い倉庫、何気ない存在感と時間の蓄積。この魅力的な空間、小名浜にアート・ムービー・サウンドのジャンルを越えた表現者達が集まり、小名浜港の歴史を感じさせる倉庫や、教会、イベントスペースをアートというキーワードで結ぶ展覧会を開催する。
自分一人の力はわずかであるが、同じ価値観を持った人たちがいっせいに動き出すと底知れないパワーとなり、雑魚の底力が発揮される。
あきらめない精神力、その日その時を、精一杯行動する事により、人と人とのつながりや視野が広がり、感動が生まれる。信用もゼロ、実績もゼロ、何もないところからの出発はモノづくりの原点であり、自由な発想力と行動力により、小さな思いがカタチとなる。夢は夢だけでなくカタチにできる。
アクアマリンパーク4号倉庫では、いわき弁で浜辺を意味する「スカッパタの記憶」と題して、倉庫に刻まれた歴史といわきの美術史に名を残す作家から若手彫刻家、パフォーマーなど時代とジャンルを越えたダイナミックな作品が並ぶ。いわき・ら・ら・ミュウでは、「おおもの展」と題して、いわきを中心とした陶芸家のどっしりとスケールの大きな器たちが並び、タウンモール・リスポでは「ワークボックス・若者的美術広場」と題して、プロのイラストレーターから靴職人、トンボ玉作家から学生まで、いわきの若い作家たちが競演する。展覧会、最終日は、小名浜カトリック教会にて「友部正人ライブ」が開かれる。フィナーレの夜を熱く盛り上げてくれるだろう。チケットは、かまぼこ板にデザインしたユニークなオリジナル品を用意した。
地域にねざしながら小名浜の魅力プラス元気ないわきを県内外にもアピールし、アートのマチとして感動と共に心に残る展覧会にしたい。是非、多くの方々に足を運んでもらい小名浜港や町並みなどを散策しながら、心地良い潮風を感じてほしい。

                 Art!port!Onahama実行委員会 事務局 鈴 忠壽
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