喜屋武の綱引き


 
・・・・・南風原町喜屋武の綱引き・・・・・
8月12・13日 (旧暦6月25・26日)の2日間 「いり」と「あがり」地域ではなく門中(父系の同族)
により、二つの綱を組み合わせて綱を引き合った。曲がりくねった道と急な坂道、綱を引く場所も
平坦ではない。
綱の長さ、太さも違い、時間もルールも決まっていない。その時々の雰囲気で流れていく。
13日は夜11時頃に銅鑼の音と共に、綱と綱・人と人、まさに「魂」のぶつかり合いとなった。
仕事も遊びも伝統も、精一杯、ただただ素朴に無心となり人と大地がつながった。
沖縄のこの地に生まれて、「今を生きる証」 強い精神性と連帯意識が育くまれる純粋さに、うらや
ましい思いを感じつつ 沖縄の地を愛し、人を愛おしみ、祖先を敬う精神文化を支える源をみたよう
な感動と興奮だった。


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