しなの木
緑がより一層深くなる梅雨の季節、山形県関川では、
「しな糸」の材料となる、しなの木を伐採・皮はぎ作業が行われています。
しなの木は、作業しやすくあまり太くない15~20年もの。
皮をはぐとスイカのような香りと甘みがあり、少々のえぐみもありました。
この木の皮が、幾多もの工程を重ねて「しなの糸」となっていきます。
良いしな糸をとるために、下刈りをし、枝打ちをし、コツコツと黙々と
作業を重ねる力強さとおおらかさがあります。
2016-06-29 by
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