しなの木

 

緑がより一層深くなる梅雨の季節、山形県関川では、

「しな糸」の材料となる、しなの木を伐採・皮はぎ作業が行われています。

しなの木は、作業しやすくあまり太くない15~20年もの。

皮をはぐとスイカのような香りと甘みがあり、少々のえぐみもありました。

この木の皮が、幾多もの工程を重ねて「しなの糸」となっていきます。

良いしな糸をとるために、下刈りをし、枝打ちをし、コツコツと黙々と

作業を重ねる力強さとおおらかさがあります。

 


by
関連記事