沖縄タイムズ 掲載

 
沖縄タイムズ 2015.7/19(日)掲載

福島の手仕事 200点並ぶ  南風原 沖縄との交流深める
【南風原】福島県を中心に工芸家15人の作品を展示する「人・もの・自然をつなぐ
手仕事展」が17日、南風原文化センターで始まった。ヤマブドウやアケビで編んだ
かご、色鮮やかなストール、皿やおわんの陶器など200点を展示。販売し、多くの
人が訪れている。26日(22日休館)まで。入場無料。
東日本大震災で工房がが被災し沖縄に一時移住していた、福島県いわき市の鈴木さん
夫婦が2011年、同センターで2人展を開催したのがきっかけ。地元に戻った後も
沖縄と福島の交流を深めようと、12年から「手仕事展」を企画している。
町宮平から訪れた城間さんは、植物で作ったかごが気に入った。「手仕事展が好きで、
来場は3回目。使えば使うほど、味わいが出て良くなる」と話す。
鈴木夫妻は、「作品は使うことで、さらに良くなっていく。」販売して終わりではなく、
人や作品が往復する交流につなげたい」と来場を呼び掛けた。




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